トップページ > 阿南町の紹介 > 町長メッセージ > 町長あいさつ文集 > 平成19年第8回阿南町議会定例会(一日目)
平成19年12月12日
12月定例議会開会にあたり、ひと言ごあいさつを申し上げます。
本日、一般会計補正予算を始めとする案件をご審議いただくために、ご出席賜りましたことに感謝申し上げる次第であります。
最初に、10月6日、7日の両日にわたり開催いたしました町制施行50周年記念の各行事が晴天に恵まれて、無事、滞りなく実施できましたことを、町民の皆様に改めて厚くお礼申し上げます。稲刈りの時期と重なりましたが、会場内は大勢の人で賑わい、大変ありがたく感じた次第であります。イベントにご協力をいだたきました、農協、商工業関係の皆様を始め、それぞれの大会の運営に携わっていただきました皆様に重ねてお礼を申し上げます。
また、10月の14日と21日には、富草地区と和合地区の運動会、大下条地区と新野地区のスポーツ大会もそれぞれ盛大に開催され、地域の皆さんの親睦が図られましたことに、参加された町民の皆様、運営された関係者の皆様に感謝申し上げます。
今年は、7月に台風による災害が町内各所で発生し、いのしし年は災害が多いとも言われておりましたので、秋の本格的な台風シーズンを案じたわけでありますが、その後は平穏に推移し、秋の取り入れなども順調に終了したことに安堵感を覚えるものであります。
冬を迎えて、今年は平年より寒いとか雪が多いなどとの長期予報もあります。町民の皆様には、道路の除雪について、自分でできるところは、できるだけ自分でやっていただくようにご協力を申し上げます。
台風災害の災害復旧事業は、11月に入って工事発注を行なう段階となり、12月の末までには工事の発注を終了する予定でございます。復旧工事の完成は、春の作付に影響がある耕地や生活道路の工事を優先し、年度内完成が困難な工事については、繰越手続きを行い、来年のお盆頃までをめどに、今回の災害に係る町発注の復旧工事を終えたいと計画しております。
工事といいますと、国道を飯田方面へ向かいますと、三遠南信自動車道の天竜峡インター周辺の工事が急ピッチで進んでおります。来年3月には、供用開始されて天竜峡インターから中央自動車道までがつながることになります。さらに、三遠南信道全体のスケジュールでも今後10年程度で全線開通の予定と聞いております。
道路事情の改善は中山間地の生活、生産の基盤として効果大でありますので、そうしたことを見据えた町づくりを考えてまいりたいと思います。
関連して、国政では、揮発油税などの道路特定財源の扱いが論議を呼んでおります。道路財源で使用すべきとする意見と、一般財源化すべきとする意見、折衷案を模索する動きなど、その見通しは現時点では不透明でありますが、阿南町としては、道路財源として利用し、必要な道路整備の進捗を図ることを望むものであります。
しかし、ガソリンや灯油の値上げや石油二次製品の値上げで、国民生活へ深刻な影響が現れております。こうした問題への対処も含めて、どのような姿になるのか注視してまいります。
国県の動きとして、ふるさと納税制度や森林税と称される長野県森林づくり県民税が話題となっております。ふるさと納税は、11月末に自民党税制調査会において、2008年度から実施の方向で検討に入ったと新聞報道されております。
制度の概要としては、個人住民税の1割程度を自治体に寄附した場合、五千円を上回る金額分を住民税から控除される仕組みで運用される見込みでございます。制度が実施されれば、町出身者の方を中心に、特に、田舎に親をおいて、都会で生活されているような皆さんにご協力をお願いする取組みを進めたいと考えております。
森林税につきましては、個人と法人の県民税の均等割を納付している方を対象に個人は500円を、法人は、均等割の5%相当額を税に上乗せして納めていただく制度となる見込みでございます。その税を財源として里山の整備など、必要な林業施策も展開できるよう、準備を進めてまいる所存でございます。
次に、富草工業団地の関係でございますが、現在2つの企業と協議を進めている状況であります。用地整備に関係して、県道粟野門島(停)線からの進入路につきましては、今年度中に発注し、団地整備計画の早期完成を図る予定でございます。
次に、阿南町の観光事業の振興と農林水産物の販売促進が図られるよう、観光振興公社の設立についても検討を進めております。
整備を進めておりますインターネットを活用して、阿南町の農産物、特産品の販売を支援する組織としての役割も大きいものがあると考えております。
観光に関連する話題としまして、祭街道文学対象の第1回特別賞を受賞した風来マジシャン阿南町の旅が、月曜日の夜9時からの時間帯で、2時間のテレビドラマ化される話が進んでおります。予定では、女優の若村麻由美さん主演で、来年の1月中旬から下旬にかけて、阿南町にロケに入るという情報でございます。
放映されることになれば、阿南町が広く宣伝されることになりますので、明るい話題として、その実現に大きな期待をしているところでございます。情報として、報告をさせていただきました。
次に、来年度予算編成についてでありますが、現在、ケーブルテレビのデジタル化とインターネット利用、富草工業団地など継続している大型事業があります。健全財政の維持を基本中の基本として、継続事業の早期完了を図る予定でございます。
合わせて、国政段階においては、格差是正論議の中で、地方への支援措置としていろいろな検討がなされております。長野県の森林税なども含めて、阿南町へどのような影響があるのかを見極めて予算へ反映してまいる所存であります。
国の動向に関心が集まるものには、75歳以上の後期高齢者医療制度、障害者自立支援制度、介護保険制度などの利用者負担の問題もあります。年金を主な収入とする低所得者の皆さんの生活に直接関わる問題でありますので、国の方向をしっかりと見極めたいと思います。
さらに、4つの財政指標に基づいて、健全化団体、再生団体に指定する財政健全化法が計画されておりますが、原案として示されております、実質赤字比率、連結実質赤字比率、実質公債費比率、将来負担比率の4指標につきましては、阿南町ではすべての指標をクリアしておりますので、お知らせをいたします。
12月1日から、厚生労働大臣から委嘱されて、7名の新委員を含む23名の民生児童委員の皆さんの3年間を任期とする活動が始まりました。阿南町の高齢者や児童の生活を支える相談相手となって、福祉の第一線でご活躍いただくことに感謝と期待を申し上げます。
次に、ご審議いただく案件の概要を説明させていただきます。
条例案件7件は、国民健康保険税について65歳以上75歳未満の者を対象に、年額18万円 以上の年金受給者からは、年金からの天引による特別徴収ができるという法令が成立し、平成20年度から実施となりますので、所要の改正をお願いするものでございます。
過疎地域に係る税の特例に関する条例は、条文内の用語の改正を、行なうものであります。職員の給与及び休業に関する3件の条例は、人事院勧告に伴う所要の改正と、地方公務員法、地方公務員の育児休業に関する法律の改正による条例の整備を行なうものであります。
給与は若い年齢層の給与を引き上げる内容であります。育児休業は子どもの対象年齢を引き上げて、短時間勤務制度を設ける内容であります。自己啓発休業は、国際貢献活動などのために長期休業をとることができるとする内容であります。
長期継続契約に関する条例は、債務負担行為の手続きなしに年度をまたぐ契約ができる内容を定めるものであります。
有線テレビジョンに関する条例は、ケーブルテレビを利用したコマーシャル放送などの料金を引き下げて、利用を促進する内容であります。
一般会計補正予算(第4号)につきましては、特別交付税と税制改正による町税の税収増を主な財源に、利子支払いを免除される繰上償還に要する費用に対応するための減債基金への積立、水道会計への今年度償還分の繰出、富草工業団地の今年度事業量減とした分の翌年度実施に備えての財政調整基金への積立と、それぞれの事業で事業量見通しが立ってきたことによる補正、当初予算に対して職員数が減少しておりますことでの人件費の減少などが主な内容であります。
国民健康保険特別会計補正予算(第2号)につきましては、前年度繰越金を財源に、医療費の動向を反映して、保険給付費の増額を主な内容とするものであります。
水道特別会計補正予算(第2号)につきましては、一般会計繰入金と前年度繰越金を主な財源に、利子の支払いを免除される繰上償還を行なうための増額と、人件費、工事費などの減額を主な内容とするものであります。
下水道特別会計補正予算(第1号)につきましては、前年度繰越金を主な財源に、各処理区の修繕料の増額を主な内容とするものであります。
町道路線の認定につきましては、2路線に係る認定を求めるものでございます。
人権擁護委員推薦につきましては、委員の任期満了に伴います委員推薦について、意見を求めるものであります。
議案につきましては、それぞれ上程の都度、詳しくご説明申し上げますので、ご審議いただき、議決を賜りたいと思います。
以上、簡単でございますが、私のあいさつとさせていただきます。