トップページ > 新着情報 > 町長新年あいさつを掲載しました
新年、明けましておめでとうございます。町民の皆様方におかれましては、希望に満ちた新年をお迎えのことと、お喜び申し上げます。
また、日ごろ、町政の全般にわたり、御理解と御協力をいただいておりますことに、厚く御礼を申し上げます。
我が国の経済は、一昨年からのアメリカのサブプライムローン問題をきっかけとした、世界的な不況や、円高の影響を受け、輸出や生産、収益が減少するとともに、デフレ状態が進行するなか、景況感は引き続き悪い状況にあります。
昨年の流行語大賞に「政権交代」や「事業仕分け」「脱官僚」と、政治に関係する言葉が多く選ばれるなど、昨年は国政においても大きく揺れた一年でした。
八月に行われた衆議院議員総選挙では、民主党の圧勝により政権交代が行われました。今までは細川政権で一度、自民党から政権が離れたことがありますが、長く自民党政治が続いてきたものがどうなるのか、大きな方向転換が予想されます。中央集権から地域主権への変換という大きな流れが、私たち、地方自治体にどう影響してくるのか、今後、更に注視する必要があります。
このように昨年を回顧してみますと、まさに、激動の一年であったと総括できるのではないかと思います。
このような中、当町では、農業をはじめとする第一次産業において「年金プラス五十万円構想」の実現のため、昨年四月に設立いたしました「信州アトム」は、社員である農家の皆様や、静鉄ストアー様の御尽力により、順調に売り上げを伸ばすことができました。
また、新野地区に建設中の「クラインガルテン新野高原」も本年四月のオープンに向けて、工事が進められております。信州アトムと共に、今後、当町の産業振興と地域活性化の一翼を担う施設として期待するところでございます。
和合地区で進めております「福祉村」建設も、順調に工事が進められております。本年四月から御利用いただけますので、和合地区の皆様には、安心して健康で長生きができる拠点施設として、大いに御活用いただきますようお願い申し上げます。
特別養護老人ホーム阿南荘の移転改築につきましては、建設主体である「サンあなん」の建設スケジュールの決定に伴いまして、地元であります川田区の皆様の御協力を賜り、新年度早々の造成工事及び改築工事着手に向けて、準備を進めてまいります。
阿南病院の改築に向けましては、県の予算に設計委託料が計上されました。今後、耐震化を目的とした本館棟の改築に向け、詳細設計に入っていくことになります。阿南病院は、本年四月より、県立から独立行政法人となりますが、建物の改築計画は、順調に進んでおりますので御承知いただきたいと思います。
新年度予算編成に当たっては、昨年末に話題となりました「国の事業仕分け」により、評価の対象となった事業が、具体的に当町にはどのような影響があるのか、地方への移管が望ましいと指摘を受けた事業の財源はどうなるのか、など、不安や懸念がつきまとう状況ではありますが、自立した自治体として、限られた財源を有効活用し、町の発展に結び付けるべく「協働のまちづくりの推進」「地域資源を活用し、外貨獲得と地域経済再生」「安心で安全な町民の暮らしの確保」の三点を重点課題として取組みます。そして、とかく前例の踏襲となりがちなお役所仕事を、事務の効率化と事業の有効性について再点検を行い、真に必要なものを根本から積み上げ「やるべきことは今やる」を基本に、各種施策を展開してまいります。
お任せいただきました四年という任期の最終年度となります本年は、これまでの三年間に実施してまいりました事業を軌道に乗せるための施策を講じてまいりたいと考えます。
町民の皆様方が、将来にわたり安心して暮らせることができる安全・安心な阿南町として、次の世代にしっかりとした生活基盤を引き継いでいけるよう、必要な施策を進めてまいりたいと思います。
そして、本年も子育て支援や高齢者福祉支援の充実など全力で取り組んでまいりますので、皆様の御理解と御協力を賜りますようお願い申し上げます。