阿南町

南信州祭り街道の里

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祭り街道の紹介

深見の祇園祭

伊那谷に響く祇園ばやし(東條)

湖上の祭典(7月第4土曜日)県選択無形民俗文化財

伊那谷椎一の天然湖

山里のなだらかな斜面に出現した湖で開かれる深見の祇園祭りは、6mものイカダ舟の上で厄払いが行われ、打ち上げ花火が湖面に映えて実に美しい祭りです。平地の少ない急斜面の多い土地柄では、伊那谷唯一の天然湖である周囲700mの深見池は、それだけでも特別な存在に見えます。

盛大な花火の競演

祭りの行われる津島社は諏訪神社(深見地区の鎮守様〉境内にあり、深見池が見下ろせる高台にあります。祭りの準備は7月第4土曜日に行われ、地元では"にわくさ"と呼んでいます。氏子総代と4人の氏子がみんなでひとり1束ずつのワラを持って神社に集まり、神殿から池の水の出入口までワラでしめ縄を張ります。池に浮かべるイカダ、高さ6mにのびる三国の櫓、御旗、提灯、花火などの準備をし、夕方になって津島様を神輿に移し、神前の庭に運び出して行列が進みます。神輿を担ぐ人の衣装は、白衣に青袴と決まっています。行列は三国の櫓の周囲を3周し、獅子頭を先頭に池に向かって降りていきます。イカダに乗り移ると12の提灯に灯が点り、イカダが岸を離れると花火が打ち上げられ、湖上で祭典が始まります。フィナーレは、神輿が神社に戻ってからで、三国の櫓に仕込んである花火に火が点けられ、人々は火の粉を浴びながら踊り回ります。
深見の祇園祭1.jpg 深見の祇園祭2.jpg

湖上のイカダ船の上に花火が炸裂
周辺の地形がすりばち状になっており、湖上スターマイン・水上煙火・打上花火など、大音響で迫力満点です。

祭りの起源

祇園祭りは京都・八坂神社の祭典ですが、平安時代にはやり病が発生した時にそれを鎮めるために御霊会(7月24日)を営んだのが起源となっています。津島社の前に飾られる「お山飾り」は、同じく八坂神社で猿楽法師が作山をひいたのがもとだといわれています。津島社は江戸時代の天保7年(1835年)に、はやり病を鎮めるために尾張の津島神社より分霊を迎えています。尾張の津島祭りは祇園祭りの地方版ともいうもので、豪華な舟を浮かべて管弦の楽などを奉でながら歌舞・祭儀などの疫病送りを行います。
深見の祇園祭りがイカダを浮かべて幣束を投ずるのは津島祭りと関係があり、人形に御霊を乗り移して他国へ追い払う神送りがその原形だと考えられています。

深見の祗園祭り会場はこちらです。


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FAX 0260-22-2576
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